「つくりおき.jpって、中国産の食材を使ってるの?」
「添加物が気になるけど、実際どうなの?」
つくりおき.jpに興味があって調べていると、こんな疑問が頭に浮かぶ方は多いと思います。
ネットで検索すると「安全です」という結論は出てくるものの、実際のところどうなのかはっきりしないまま、という方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、実際につくりおき.jpを注文して届いた惣菜のパッケージと、公式サイトで確認できる食品表示をもとに、産地と添加物の実態をお伝えします。
公式サイトの説明と実際の表示の間にズレがないかも含めて、確認した内容をそのまま書いています。
この記事を読み終えたころには、つくりおき.jpの食材の実態がはっきりイメージできるはずです。
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結論:中国産は一部だけ、添加物は天然由来が中心だが使われている

最初に結論をお伝えします。
つくりおき.jpの食材は、調査した2ヶ月間(2026年1月・2月)を見る限り、基本的にすべての週で中国産・中国製造のものがいずれかのメニューに含まれていました。
ただし全体に占める割合はごくわずかで、1週分の全食材のうち1〜3品目程度です。中国以外の外国産(タイ・ノルウェー・ベトナム・エクアドルなど)も使われており、中国だけが特別に多いわけではありません。
添加物については、公式の説明通り保存料は使われていません。
ただし「天然由来のものを除き不使用」というスタンスのため、pH調整剤・調味料(アミノ酸等)・増粘多糖類などは複数のメニューで確認できました。
完全無添加ではありませんが、家庭料理の延長線上にある調味料の範囲内という印象です。
この結論をふまえた上で、実際のデータや公式の見解を順番に確認していきます。
そもそも日本の食卓に中国産は「当たり前」に入っている

つくりおき.jpに中国産が使われていると聞いて、不安を感じた方もいるかもしれません。ただその前に、日本の食卓全体で中国産がどのくらい当たり前に使われているかを知っておくと、見え方が少し変わってきます。
日本の食料自給率は38%、食べ物の6割以上は海外頼み
農林水産省のデータによると、日本の食料自給率はカロリーベースで38%です。つまり私たちが食べているものの6割以上は、もともと海外からの輸入に頼っています。
その輸入先として中国は農林水産物全体で1兆8,023億円と米国に次ぐ第2位(日本貿易振興機構(ジェトロ)・2024年実績)を占めています。
日本は食料の多くを海外に依存しており、中国はその中でも主要な供給国のひとつです。
これは特定のサービスの話ではなく、日本の食全体の構造的な話です。
スーパーの惣菜も外食チェーンも、中国産なしでは成り立たない
こうした背景から、私たちが日常的に口にしているものの中にも、中国産・中国製造の食材は広く使われています。
スーパーで売られている惣菜や冷凍食品の原材料表示を見ると、揚げナス・春雨・カット野菜・加工肉などに中国産・中国製造の表記を見つけることは珍しくありません。
外食チェーンでも、コスト管理の観点から中国産食材を使うことは業界では一般的です。
つまり「中国産が入っているかどうか」を基準にすると、日常の食事の多くが対象になってしまうのが現実です。
つくりおき.jpも例外ではありませんが、では実際にどの食材がどのくらい使われているのか。次のセクションで具体的に確認していきます。
実際に届いたパッケージで産地と添加物を確認した

「中国産が使われている」と聞いても、実際にどの食材がどのくらいの頻度で使われているのかがわからないと、判断のしようがありません。
そこで実際に注文して届いた惣菜のパッケージを一品ずつ確認するとともに、公式サイトで確認できる他の週の食品表示も調べ、2ヶ月間・全8週分のデータとしてまとめています。
データを見る前に、一つ知っておいていただきたいことがあります。
消費者庁のQ&Aによると、食品表示法に基づく食品表示基準(2017年9月改正・2022年4月完全施行)により、国内で製造されたすべての加工食品に義務付けられている産地表示は、重量割合が最も多い原材料(1位)のみです。
2位以下の原材料については表示の義務がありません。

つまりパッケージに産地の記載がない食材は、重量割合2位以下の原材料であるため表示されていないということです。
記載がないからといって国産とは限らず、外国産の場合もありうるわけで、表示されている範囲で確認できる情報には限界があるという点をあらかじめお伝えしておきます。
私が注文した週の全メニュー一覧
実際に届いたパッケージがこちらです。



こちらのパッケージの食品表示を一品ずつ確認した結果をまとめます。
| メニュー | 区分 | 外国産食材 | 主な添加物 |
|---|---|---|---|
| チャイニーズデリ風セサミチキン | 主菜 | 鶏もも肉(タイ産) | ー |
| サバの胡麻照り焼き | 主菜 | さば(ノルウェー産) | pH調整剤 |
| 3種の醤で仕立てた回鍋肉 | 主菜 | なし(キャベツ:国産) | 調味料(アミノ酸等)、pH調整剤 |
| がんもとひじきの煮物 | 副菜 | なし(がんもどき:国内製造) | 調味料(アミノ酸等)、凝固剤、酸味料、増粘多糖類 |
| 5種野菜のみぞれ煮 | 副菜 | なし(大根おろし:国内製造) | 調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル)、増粘多糖類 |
| にんじんしりしり | 副菜 | 人参(中国産) | 調味料(アミノ酸等) |
| ブロッコリーと卵のデリ風サラダ | 副菜 | ブロッコリー(エクアドル産) | 増粘剤、乳化剤、pH調整剤、カロテノイド、調味料(アミノ酸等) |
| 蒸し鶏とオクラの和風ナムル | 副菜 | オクラ(ベトナム産) | pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類 |
この週で中国産・中国製造として確認できたのは「人参(中国産)」の1品目のみでした。
中国以外の外国産はタイ・ノルウェー・エクアドル・ベトナムと4カ国にわたっており、中国だけが特別に多いわけではないことがわかります。
2ヶ月間・全8週のデータでわかったこと
私が注文した週以外の2026年1月・2月分については、公式サイトで確認できる食品表示をもとにまとめました。
| 週 | 中国産・中国製造の食材 |
|---|---|
| 2026年1月1週 | じゃがいも加工品(中国製造) |
| 2026年1月2週 | 人参(中国産) |
| 2026年1月3週 | 揚げ茄子(中国製造)/たけのこ(中国製造)/切干し大根(中国製造) |
| 2026年1月4週 | 春雨(中国製造)/揚げ茄子(中国製造) |
| 2026年2月1週 | 春雨(中国製造)/大根加工品(中国製造)/するめいか(中国産) |
| 2026年2月2週 | たけのこ(中国製造) |
| 2026年2月3週 | 揚げ茄子(中国製造) |
| 2026年2月4週 | ごぼう(中国産) |
2ヶ月間・全8週のデータを通じて見えてきたことを整理します。
中国産・中国製造の食材は調査した全8週で毎週いずれかのメニューに含まれていました。ただし1週あたりの品目数は1〜3品目で、全食材に占める割合はごくわずかです。
登場頻度が高い食材は揚げ茄子・春雨・たけのこ・人参・ごぼうなどで、いずれも野菜や乾物類です。これらはスーパーの惣菜や家庭料理でも中国産・中国製造が使われることは珍しくない食材です。
8週分のデータを確認してみて、率直に言うと「思っていたよりずっと少ない」という印象でした。
中国産・中国製造が毎週登場するのは事実ですが、1週あたり1〜3品目で、しかも揚げ茄子や春雨・たけのこなどそもそも国産でもほとんど流通していない食材が中心です。
タイやノルウェー・エクアドルなど他の外国産も混在しており、中国産だけが突出して多いわけでもありませんでした。
「中国産だらけ」という印象を持っていたとしたら、実態とはかなりズレがあると感じています。
つくりおき.jpは産地・添加物についてどんな方針を持っているのか

パッケージの実態を確認したところで、公式サイトがどのような方針を掲げているかも整理しておきます。
産地についての公式見解
つくりおき.jpの公式FAQでは、産地について以下のように説明しています。
毎週各専門業者さんから、その時期に最も美味しく・安全でお値打ちなものを国内・海外問わず取り寄せているため、産地ごとの偏りはございません。
引用:公式サイト_よくあるご質問
「国内・海外問わず」という表現が示す通り、特定の産地にこだわるのではなく、品質・安全性・コストのバランスで仕入れ先を選んでいるというスタンスです。
中国産を意図的に多く使っているわけではなく、週によって産地が変わるのも、この方針の結果といえます。
添加物についての公式見解
添加物については、公式FAQに二段階の説明があります。
まず基本方針として、こう記載されています。
基本的にご家庭にある調味料のみを使用しています。保存料は用いてなく、添加物も天然由来のものを除き使用していません。
引用:公式サイト_よくあるご質問
そのうえで、例外についても正直に触れています。
添加物については、調味料や加工肉など弊社調理過程外で元々含まれているケースがございます。また、既製品については、無添加ではないものも使用する場合がございます。その場合、法令基準にのっとって安全性が担保されたもののみを用いております。
引用:公式サイト_よくあるご質問
つまり、つくりおき.jpが自社調理の段階で加える添加物は天然由来のものに限られますが、仕入れた食材や調味料にあらかじめ含まれている添加物については排除していない、ということになります。
この点については次の章で詳しく確認します。
添加物の実態:「天然由来のみ」は本当か、パッケージで確認してみた

公式FAQでは「天然由来のものを除き使用していない」と説明されていますが、実際のパッケージにはさまざまな添加物の表記があります。これが矛盾しているのか、実際のところどうなのかを確認してみます。
パッケージで確認できた添加物の種類
1月2週に届いたパッケージで確認できた添加物は以下の通りです。
| 添加物名 | 該当メニュー | 由来の傾向 |
|---|---|---|
| pH調整剤 | サバの胡麻照り焼き・回鍋肉・ブロッコリーサラダ・ナムル | 天然由来が多いとされています |
| 調味料(アミノ酸等) | 回鍋肉・にんじんしりしり・みぞれ煮・ナムル | 発酵由来が主流とされています |
| 着色料(カラメル) | 5種野菜のみぞれ煮 | 天然由来とされています |
| 増粘多糖類 | 5種野菜のみぞれ煮・ナムル | 植物・微生物由来が多いとされています |
| 増粘剤 | ブロッコリーサラダ | 天然由来が多いとされています |
| 乳化剤 | ブロッコリーサラダ | 天然・合成どちらもあるとされています |
| カロテノイド | ブロッコリーサラダ | 天然由来とされています |
「天然由来のみ」という説明は実態と合っているか
パッケージを見ると添加物の表記が複数あるため、天然由来のみという説明と矛盾するように感じるかもしれません。
ただ、表記されている添加物の多くは天然由来とされるものが主流です。着色料(カラメル)・増粘多糖類・pH調整剤・カロテノイドはいずれも植物や発酵由来が主流とされており、公式の説明と大きくズレていないと考えられます。
一方で添加物ゼロではないことも事実です。天然由来のみという表現を、添加物が一切含まれないと受け取るのは少し違います。
この点だけ頭に入れておくと安心です。
中国産・添加物が気になる度合い別の考え方

つくりおき.jpの産地・添加物について実態を確認してきました。最後に、気になる度合い別に考え方を整理します。
あまり気にしないタイプの方であれば、問題なく利用できると思います。
毎週1〜3品目に中国産・中国製造の食材が使われているのは事実ですが、スーパーの惣菜や外食チェーンと比べて特別に多いわけではありません。添加物についても天然由来が中心で、家庭料理に近い水準といえます。
多少気になるが、完全排除は求めていないタイプの方も、基本的には問題ないと思います。
中国産が使われる食材はたけのこ・揚げ茄子・春雨・ごぼうなど限られており、毎週固定されているわけでもありません。気になる週があれば、その週だけスキップするという使い方もできます。
中国産・添加物を徹底的に避けたいタイプの方には、正直なところつくりおき.jpは向いていないかもしれません。
その場合は、以下のサービスを検討してみてください。
中国産をとにかく避けたい方:シェフの無添つくりおき
冷蔵惣菜の宅配サービスで、公式サイトで「原則中国産不使用」を明言しています。無添加にも力を入れており、中国産・添加物の両方が気になる方には最も近い選択肢です。

添加物が気になる方向けのサービスをまとめた記事もあるので、他のサービスと比較したい方はあわせて参考にしてみてください。

無添加+冷凍で探している方:FIT FOOD HOME
シェフの無添つくりおきと同じ運営会社(株式会社AIVICK)による冷凍宅配サービスです。2023年8月より「国産肉・国産魚・国産野菜」を使用した無添加シリーズの提供も始まっており、冷凍の方が使い勝手がよいという方におすすめです。
完全国産にこだわりたい方:わんまいる 健幸ディナー
国産食材のみで調理した冷凍おかずセットです。合成保存料・合成着色料不使用で、管理栄養士監修の献立が届きます。産地について妥協したくない方にとって、現状最も明確な選択肢といえます。
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まとめ

今回はつくりおき.jpの食材の産地と添加物について、実際に届いたパッケージを確認しながら、2ヶ月間・全8週分のデータをもとに確認してきました。
最後に要点を整理します。
産地について、中国産・中国製造の食材は調査した全8週で毎週いずれかのメニューに含まれていました。ただし1週あたり1〜3品目で、たけのこ・揚げ茄子・春雨・ごぼうなど限られた食材が中心です。
日本の食料自給率が38%である現状を踏まえると、スーパーや外食と比べて特別に多いわけではなく、「中国産だらけ」という印象は実態とはかなり異なります。
添加物について、つくりおき.jpが自社調理の段階で加える添加物は天然由来が中心で、公式の説明と実態は大きくズレていませんでした。
ただし添加物ゼロではないため、「天然由来のみ」という表現を「無添加」と同じ意味に受け取るのは少し違います。
中国産・添加物が多少気になる程度であれば、つくりおき.jpは十分に選択肢になるサービスだと思います。
どうしても避けたい場合は、シェフの無添つくりおきやわんまいる健幸ディナーなど、よりこだわりの強いサービスを検討してみてください。
私自身は中国産への抵抗はあまりないので、つくりおき.jpは普通におすすめできるサービスだと感じています。実際に注文してみて、さらに、2ヶ月分のパッケージデータを調べてみて、「思っていたより全然普通だった」というのが率直な感想です。
産地や添加物が気になってつくりおき.jpを迷っている方がいれば、一度試してみる価値は十分あると思います。
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